ホタル119

 

 3月1日(月)
 今月のお勧め本は「日本アホバカ勘違い列伝」(北岡俊明著書)である。
 
 かなりの極論で言葉も汚く「それはちょっと違うんじゃないか」と思うことがたくさん書かれているが、主張にはちゃんとした根拠があって、偽善が一切なく、本音としては考えさせられる風変わりな一冊。
 マンガ本のようにすらすら読めるだろう。

 3月2日(火)
 妻に誘われて熊本市現代美術館で開催されている「田中達也のミニチュアライフ展」を観てきた。
 作品の構成が独特で感心させられるばかり。凝った作品名にも感嘆と笑いがあり、作品数も豊富で飽きさせない。とても楽しかった。

 3月3日(水)
 スマホの値下げ競争は過度にくだらない目的で使用をする者が利するだけ。私のようにネットを使わない者にとっては何の意味もない。ネットは家のパソコンで十分。

 私には意味不明なギガ数も必要ないので、セット料金からネット回線を外す料金設定をしてほしい。
 使用頻度が基本料金にも満たない者から広く金銭を巻き上げて、ながらスマホや迷惑スマホをする者ばかりが得をするのは間違っていると思う。

 3月4日(木)
 中国が台湾に因縁を吹っ掛けて、台湾産パイナップルを輸入禁止にした。
 これまで台湾のパイナップルは中国に8割がた輸出していたのに、これから収穫という時期にこういった汚く卑劣な嫌がらせを国策として平気で行う中国共産党は軽蔑するしかない。

 台湾は日本の東日本大震災時に台湾政府と国民が一緒になって3回に渡り253億円もの莫大な義援金を世界のどこより早くしてくれた国だ。その後も日本に災害があるたびに真っ先に支援をしてくれている最大の親日国。

 こんな時、日本人ならば恩返しをしなければならない。
 私は台湾産パイナップルを楽天を通して1セット3個入を3つ昨日注文した。金額にして1万3千円程度。こんなに食べきれないけど知人に分け与えようと思う。
 私一人では小さなことかもしれないが日本国民が力を合わせて台湾を支援しようではないか。それが人間ばい。

 3月5日(金)
 緊急事態宣言を解除するにしても延期するにしても批判にさらされる政府は気の毒だ。そもそも何がどう決まっても守らない奴らが批判するのをマスコミが報道するのだから陰険である。

 丸川珠代大臣が夫婦別姓に反対だからといって、それを国会でヒステリックに個人攻撃する・・・それが日本の国会なのか?言論弾圧にしても幼稚極まりない。
 だから日本人は平和ボケと言われるのだ。

 3月8日(月)
 一昨日、RISAの「炎」を外国人が聞いてどう思うかというユーチューブを発見して涙を流しながら見入った。

 そして、過去の戦争を含めて日本が良いことをして、日本や日本人が世界にどう思われているかなどを特集している画像にたどり着いたら、歴史の真実から「日本人として誇らしい動画」がたくさんあった。
 日本の新聞テレビは日本が悪いことをして外国から批判されている、ほんの一部を誇大に取り上げて報道するが、実際には世界の多くから日本と日本人が尊敬と敬愛されている真実をどうして報道しないんだろうかね。

 3月9日(火)
 ここ数日やたらと女性の「生理貧困」という報道がある。
 毎月の生理用品として平均500円(症状によって1,000円以上)が買えなくて貧困にあえぐ女性が日本人に20%もいるとのこと。20%ってすごい数字だ。にわかに信じられない。
 そこで妻や娘たちに「そんな話があるのか?」と聞いてみると「そんな話は見たことも聞いたこともない」と言う。

 いったいどこで誰にアンケートを取った結果なのか?何でもかんでも貧困に結び付けて日本政府が悪いという世論に持っていく連中の口車に乗って、何の検証もせずに報道するテレビってアホだろう。

 3月10日(水)
 今度はプラスチックのスプーンなども有料になるらしい。
 プラ袋の有料でもそうだが、それでマイバックやマイスプーンを持つような人ならば、ごみの不法投棄なんてしない。
 
 いじめやパワハラなどでも、そんなことをしていない人に「皆さんやめましょう」なんて言っても何の意味もなく、プラスチック製品をいくら有料にしても、ルールを守らずポイ捨てや不法投棄をする者に厳罰を処さなければ意味がないと思う。

 3月11日(木)
 東日本大震災から10年。被災者からすれば「まだ10年」かもしれないが着々と復興は進んでいる。
 先日、震災で子供を亡くした福島県の友人と話したところ「知っていた街並みがまったく違う街並みに変わっていくのは複雑だ。でも世界中からの支援があって、ここまで復興に力を入れてくれる日本には感謝しかない」と言う。そして、熊本震災のことを気遣ってくれた。
 本当につらい思いをした人は人間的にも成熟するのだろう。

 3月12日(金)
 イギリス王室の混乱は見苦しい。個人的には最初からメーガン妃が嫌いだ。彼女には「奥ゆかしさ」がない。

 30年ほど前の霞が関勤務時代、末端職員の私でさえ「座って5万円」の店で接待を受けた。金額がどうであれ顔合わせの接待は私も受けていたが複数回の接待は断っていた。
 明かな利害関係者と複数回にわたる接待は当時から『悪』とされて、接待される側もそれなりに武士道精神を持っていたが、今では武士道精神もない役人ばかりになって疑われるだけでアウト。
 こそこそするからいけないんだ。

 3月15日(月)
 先週末に博多へ行ってきた。
 駅地下の喫煙ルームへ向かう途中に飲食店街があって、そこでは真昼間からマスクを外した大声の酔っ払い客が満席でソーシャルディスタンスの欠片もない。都会ではもっとひどいらしく、こんなことではコロナは永遠に無くならないだろう。

 政府がどんな対策をしても、こういう奴らがいれば話にならない。横を通るだけで気分が悪かった。
 こういう奴らに限って「国が対策をしない。指針を示さない」なんてテレビの受け売りを言うのだろう。真面目に感染予防をしているのは田舎者だけだ。

 3月16日(火)
 先週、長女に勧められて「ナルト」というマンガ本の全巻を読んだ。
 一人の忍者が成長していく姿が現実社会とリンクしているストーリーが深く考えさせられて、戦争・核兵器・愛情・国家観をマンガを通して表現してあり感動する場面も多かったのに「はだしのゲン」のようにひねくれた左翼マンガではない。
 皆さんも一読されたらどうだろうか。

 3月17日(水)
 鶴竜にしても白鵬にしても見苦しい。ケガで出場できなければ引退するのが横綱。過去の横綱引退ではケガを理由に長期休場なんてせずに、若くても無念を押し殺して「体力の限界」としていた。

 これほど批判されても横綱の地位にしがみつく厚顔無恥は日本人にはない。
 年老いた横綱が年金暮らしをしているようではダメだろう。

 3月18日(木)
 昨日は暑かった。雨の合間の晴天に布団を干そうと思ったが黄砂でそれもできない。中国からの黄砂について日本人はあまりにも能天気すぎる。

 黄砂によって今は目に見えて中国大陸からの汚い空気が日本を汚染しているわけだが、黄砂がないときにも目に見えないだけで中国大陸から有害物質を含めた汚い空気が日本を毎日汚染している現実。
 今ごろ水俣病だと手を挙げる者や能天気に花粉症だと思っている人らも本当は中国からの大気汚染による病気である可能性が非常に高いのに中国に対して抗議もしない日本の自然環境団体とマスコミたち。
 ちょっとは考えろよと言いたい。

 3月19日(金)
 札幌地裁で「同性婚を認めないのは憲法違反」という判決が出た。
 しかし、憲法制定時(昭和21年)には同性婚なんて想定していないのだから、憲法制定時には生まれてもいない地方の裁判官ごときが75年後に憲法違反なんて判断することは絶対に間違っている。

 無知無能な裁判官なんだから「現憲法制定時には同性婚は想定していないので現代に即した憲法改正を行う必要がある」との付帯意見以上の判決は越権行為で、歴史を無視して現代感覚で裁くことは傲慢であり、この判決は憲法で定めていないことを憲法違反としたのである。
 こんなんじゃ韓国の裁判所と一緒であって、裁判官の思い上がりを裁くべきだ。 

 3月22日(月)
 東北地方で地震が頻発している。地震の多い日本で高層ビルに住んでいる人の気が知れない。
 東北で地震があるたびに明日は九州だと貴重品をまとめて防災グッズの確認をしている。

 菊池市長選挙は無投票になる見込み。市民にとっては不幸だが、我々にとってはまた4年間糾弾を続けられるのでありがたいこと。
 だって、まだまだ書くことがいっぱいあるんだもの。

 3月23日(火)
 今日はちょっと面白いところへ取材に行く。内容は後日報じたい。

 子供が二度目の職探しをしている姿がなんか微笑ましい。満開の桜もいずれ散る。今朝までちょっと肌寒いようだが、そろそろ衣替えをしよう。

 3月25日(木)
 ネット上に中国の憲法に記載されている「人民」「国民」の違いが解説してあった。
 簡単に言えば、人民とは中国共産党に忠誠を尽くす愛国者であり、国民とはその他一般市民で、国民には人民としての権利は与えないが義務だけは守らなければならない。というもの。
 なるほど!と思ったが、人民とは恐ろしい考え方であることに今更ながら気づかされた。

 3月26日(金)
 来月号はちょっと急ぎの記事なので2面ものにして月初めに発刊する予定。

 本当のことを言うことの難しさ。勤め人、商売人、社会的地位のある人ほど本当のことを言えない。
 反対に偽善者はいくらでも偽善を言える。そして世の中では真実は偽善に負けるのである。
 だから私は偽善と戦うために社会的地位を捨てて『真実』を求める月刊ポリシーを発刊し続けている。
 そこに亡き両親や子供たちに恥じない生き方を見出している。

 3月29日(月)
 25日、くまもと県北病院の設立組合会議が開かれ、月刊ポリシー315日版で問題提起した事柄が議題に上げられた。そして西日本新聞ではきちんとその事実が報じられた。

 ところが地元紙であるはずの熊日新聞は取材にも来なくて記事にもしていない。明らかに隠蔽したのだ。
 こんなことだから熊日新聞はつまらんのだ!

 3月30日(火)
 ミャンマーでの軍隊の横暴が細微にわたって報じられ驚愕する。
 テレビでは「日本も積極的外交で国軍を説得せよ」と平和ボケした偽善者どもが言っているが、武器を持たない外交なんかで止まるわけがない。アホか!と言いたい。

 私がスーパーサイヤ人だったら助けてあげられるのに・・・ミャンマー(ビルマ)独立の立役者である日本が昔のような軍事大国であったら止められるのにと思う。

 3月31日(水)
 コロナで自粛、自粛といくら叫んでも一部の不心得者がいるから、すぐそこに第4波が来ている。それでも、あと2〜3年すれば治療薬もできるだろう。

 一方で、核兵器廃絶といくら叫んでも一部の不心得者が必ずいるから、こっちは絶対に無くならない。叫ぶだけ無駄だ。それでも叫ぶ連中はそれを商売にしている者ばかり。

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