ホタル116

 

 12月1日(火)
 今月のお勧め本は「香港弾圧の恐ろしい真実」(宝島社)である。

 日本には自由があって、世界一信用されているパスポートもあるが、平等を勘違いした「偽善」という害を当たり前のように受け入れている歪な国だ。
 そんな平和ボケした日本人に迫っている隣国の恐ろしさを学ぶ一冊。人ごとじゃないから。

 12月2日(水)
 大手携帯会社の料金値下げについて、サブブランドの新会社を設立して値下げをすると言うが、どうしてそんな二度手間をする必要があるのか?理解できない。

 私はガラケイだからどうでも良いが、家ではWIFIだから家族のギガ数なんて微々たるもの。
 将来私もスマホにしなければならない時が来たとしても、今の値下げ案は歩きスマホや必要ない遊びで使用する連中の携帯料金を下げるだけで、多くの一般市民の値下げにはならないのではなかろうか。
 まあ、必要以上に無駄な利用はしない私自身としては携帯料金の値下げは必要ないと思うのだが・・・。

 12月3日(木)
 東京発着GOTOが65歳以上と基礎疾患のある人への「自粛要請」ってか?
 経済を停滞させられない行政側の苦悩は理解するし、私や家族が対象外でも、できる範囲で協力しようとは思うが、道理も根拠の欠片もないデタラメな基準(政治決着)には賛同できない。

 そもそも高齢者や基礎疾患がある人は言われなくても自粛をしている。多くの場合が無頓着な若者やPCR検査拒否するなどの不心得者が何の罰則もなくコロナを撒き散らすから高齢者や基礎疾患のある人に被害が飛び火するのである。そこに年齢性別は関係ない。
 祭りに年寄りと病人は参加するなと言っているだけでは何の解決にもならず、火事は火元(不心得者)を絶たなけりゃダメだろう。

 12月4日(金)
 ニトリの偽ブランド被害で個人情報が盗まれる被害まで出ている。
 詐欺師とは、例え違法かもしれないものでも自分だけがこっそり儲かりたいという「汚れた人の欲」につけ込むものなので、汚れた欲を持っている者が悪いのであって、損をしたからと被害者ぶるのはエゴイズムだと思う。
 特にネット社会で欲に駆られて「ポチッ」と参加や購入して損害や被害を被ったとしても、それは被害者ではなく自己責任であろう。

 12月6日(
 コロナ自粛期間中は観光業界や居酒屋の悲惨な状況をこれでもかと流していたテレビが、最近ではGoto批判ばかり。自分たちでGotoを煽っていながら本当に無責任な連中だ。

 ちなみに私は終始一貫してGotoには否定的だった。
 しかし、一度利用してみると、こんなにも宿泊賃が安くなって、商品券までもらえて、申し訳ないほど得をしたと思うが、これが全て税金から出ているのはナンセンスだと思う。

 12月8日(火)
 昨日の菊池市議会。当局の回答は嘘に嘘を重ねるから、しどろもどろ。もはや行政の体を成していない。
 江頭実市長は利害関係のある業者からどんなに接待を受けても自分だけは問題ないと言い放つ。職員は非を認めて改善したいのに、市長が罪を認めないから、職員も「市長が間違っています」と言えない苦悩がひしひしと伝わってくる。職員が可哀想だった。

 傍聴席からは「ごまかすな!」「百条委だ!」などと怒りの声が飛び交ったが、今日の熊日新聞ではどのように書いてあるかな?

 12月9日(水)
 大阪と北海道の旭川では自衛隊の看護師を要請したところ、偽善者どもが政府の判断が遅いなどという批判にすり替えた。
 大阪や旭川では、特に公務員労働組合〈自治労〉などが「自衛隊は軍隊で憲法違反だ」とか、学校の先生〈日教組など〉「自衛隊は人殺しの組織です」と教室で教えてきた。
 そういう連中が役所内にいれば必然的に自衛隊要請は「悪」といった固定概念がある。そんな左翼イデオロギーが適正な判断を遅らせる絶対的原因なのである。

 ひげの隊長こと佐藤正久参議が「自衛隊は便利屋ではない」と大阪府に苦言を呈したように、国民はもう少し自衛隊(軍隊)の仕事と必要性に理解を示して、常日頃から感謝の気持ちを持つことが大切だと思う。

 12月10日(木)
 本紙発刊以前からの支援者(永久会員)と久しぶりに会った。彼もゆうに80歳を過ぎた。私を育ててくれた人たちは皆80歳を過ぎている。
 
 彼が言った。「本堂くん、君の苦労は私が一番知っている。それでも君がここまでの男になれたことが私の誇りだ。今度は君が人を育てる番だよ」
 その言葉を聞いて、そんな恩人たちともいつかは別れの時が来るのだと言われているようで心が痛い。

 12月11日(金)
 我が山鹿市役所と議会の懇親会でコロナ感染が発覚。
 今期で多くの議員が引退するから最後に委員会ごとにお別れ会を兼ねた懇親会を開催したとのことだが、今の時期に50人以上も集まってバカじゃなかろか。

 それに今期で目的もなく引退する議員らは送別の価値もないバカ議員ばかりだから、バカ議員から強制的に誘われた市役所職員としては断るにも断れないで、ある意味『バカ議員がいなくなる祝賀会』と割り切って参加したのだろうが、その参加者の中に陽性者がいた。
 どこの市町村でも委員会後の懇親会は「議会主導」である。開催場所からしてバカ議員らの地元だし、それにしても山鹿市民として恥ずかしいことだ。

 12月14日(月)
 今日から寒くなりそうだ。
 NiziUという女性グループ歌手が日本では人気らしい。
 Kポップが大嫌いな私にとってはどうでも良いことだが、彼女たちが韓国デビューできない理由が「メンバーが全員日本人だから」という理由とのこと。

 これこそヘイト(人種差別)の最たるもので、これが朝鮮人の正体なのに、これほどバカにされても日本人がKポップにはしゃぐ脳天気には呆れるばかりだ。

 12月15日(火)
 千葉県の南房総市でダムの水が枯渇して断水の危機にあることから市側が節水の住民説明会を行ったところ、住民側から「個人に補償をしろ」との罵声が飛び交った。

 ダム補修のために水を一部放水したことが原因とも言われているが、それは住民の安全を守るために必要なことで最低限の措置を取ったもの。結果、雨量がなくて水不足に陥ったとしても仕方がない。
 水がなくなれば節水や断水することは当然のことなのに、ダム建設反対する奴らに限って、補償、補償って、どうして日本人は朝鮮人のようなことばかり言うようになったのだろう。

 12月16日(水)
 Gotoを一時停止すると発表した途端に宿泊キャンセルしている、せこくて情けないニュースを見た私は「ラッキー、今までどこに電話しても満室だったのに、これでようやく宿泊予約が取れる」と喜んだ。

 それにしても新聞テレビの無責任なことが、緊急事態宣言の時には観光産業が壊滅だから早急に経済対策を講じるべきだと一斉に報じるので、政府がGotoキャンペーンなどを発したら「遅すぎる」「手当が足りない」と批判して、コロナ感染が広がると「Gotoを止めるべきだ」「管首相は判断が遅すぎる」と批判をして、今回忸怩たる思いでGoto一時停止を打ち出したら「遅すぎる」「観光業界が悲鳴を上げている」と批判をする。対応が早ければ早いで「業界を潰す気か」とでも言うのだろう。
 結局、新聞テレビは自分たちでは何の対案も示さないくせに、政府が何をしても批判するしか能が無い無責任さにはうんざりする。

 腐ったミカンが一つあれば周囲のミカンも全部腐る。ルールを守らず自粛もしない腐った人間が一人でもいればコロナ感染は広がるだけ。
 日本のエセ民主主義の中では、どんなコロナ対策を講じても従わない連中が山ほどいて、何の罰則もなく補償だけを求める自己中も山ほどいるのだから、誰が総理大臣でも絶対に解決することはできない。
 進むも地獄、引くも地獄。政府に求めるべきは医療体制の構築であって個々人への補償ではない。商売人や遊び人に休業補償なんてする必要はない。それが不満で恨むなら、批判すべきは中国共産党であろう。
 ともあれワクチンの特効薬が確立するまでは国民の側が自分で考えて乗り切るしか方法はないと私は思う。

 12月17日(木)
 香港では公務員全員を対象にして政府に対する「忠誠宣言」が強制されて、従わない者は解雇されるらしい。そして解雇された人間の末路は生きているのか死んでいるのかも明らかにされない。
 民間人も公務員も心の自由さえ奪ってしまう中国共産党の腐った恐怖。

 そんな中国と取り引きして商売している日本人は中国共産党の丁稚でしかない。いくら儲けて偉そうに社会的地位があったとしても私からすれば「軽蔑」でしかない。

 12月18日(金)
 今日は友が遠方より来たる。コロナを持ってこなければ良いのだが。

 菊池市で議員がコロナ感染。私は11日前から「あいつ(議員)は、反社のろくでもない連中に呼ばれてヘコヘコと飲み歩いているから感染する」と予言していたことが的中した。案の定、その議員と行動を共にしている老害議員も濃厚接触者であった。
 当然の行動で当然感染するバカがいて、いくら気をつけていてもバカが一人いれば皆に感染リスクがある。気をつけよう。

 12月19日(土)
 管総理が毎日会食をしているのは日本のリーダーとして当たり前のこと。遊びで会食しているわけもなく、嫌でも行かなければならない立場の総理が定時帰宅することの方がおかしい。それを一般人と比較して批判するのはナンセンスである。
 一国の首相を暇な国民レベルと一緒にしてはならない。

 12月21日(月)
 今年もあと10日。昨日は家族全員で墓掃除に行ってきた。子供たちが文句一つ言わず当然のように一緒に掃除をしてくれることが嬉しい。感謝、感謝。
 毎年年末は慌ただしく、必ずやり残したことがあって満足する年末を迎えられないが今年は何とか頑張りたい。

 東北では大雪に続いて地震も多発している。地震に関しては東北の後に九州へ来るのがルーティーンとなっているので他人事ではない。気をつけなければ・・・。

 12月22日(火)
 家が浸水被害に遭って、妻が災害ボランテを要請して来てくれた女性が40年前に音信不通となって泣く泣く別れた彼女だった。妻と一緒に彼女の家へお礼に行ったところ、表札には「本堂」と書かれてあり、私に似た小学生の男の子もいたので再度衝撃。
 義母が「本堂家には入れさせない」とお怒りの様子で、妻は顛末を理解してくれたが悲しい目をしている。私は彼女を抱きしめたい感情を必死に抑えているという、あまりにもリアルな『夢』を見て目が覚めた。

 冷静に考えれば、浸水被害なんてないし、40年前は本堂ではなく、小学生が私の子供であるはずもなく、義母が本堂家に口を出すはずもないのだが、全てがリアルに感じる夢は怖い。

 12月23日(水)
 クリスマスとはキリスト教の祭事なので、宗教が違えば関係ないのだが、日本では祝うのではなく騒ぐためのイベント。 

 神道の日本人(私)にとっては、キリスト教やイスラム教などが神と崇める「ヤフェ」についても八百万の神の一人と考えるから受け入れられる。
 日本人は何と心が広いことだろう。

 12月24日(木)
 バスマットなどに基準値を超えるアスベストが使用されていたとして店側が自主回収が行っていることに対して、極端に不安を煽る報道をしているが、実際はアスベストを直接吸引でもしない限り、通常の使用では人体への被害なんて皆無だ。

 中国から毎日飛んでくるPm25を含んだ猛毒に比べれば屁のようなものに対して騒ぎすぎる。日本のマスコミってバカ丸出しだ。

 12月25日(金)
 先月、光の森で買い物をしていたら、長女と次女がお揃いの服を気に入ったみたいだったが、ちょっと高額すぎると諦めた。
 それを見ていた私が妻を呼び出して「あれをクリスマスプレゼントにしよう」と提案。妻も同意して、子供たちが売り場を離れた隙にこっそり購入。
 それから一月以上、早く娘たちにサプライズのプレゼントをして喜ばせたいと思いながら昨日ようやく果たせた。

 娘たちは大喜びだったが、「実はネタばらしをすると、あのときパパとママがこそこそ話していて、パパの声が大きくて話が聞こえていたから私たちはこれがプレゼントだと分かっていた」と衝撃の告白。長男にはサプライズが成功したが、娘たちには親の行動を見抜かれていた。
 そもそも隠し事ができない私の失敗。それでも楽しいクリスマスイブだった。

 12月26日(土)
 旧知の仲であるフリージャーナリストの相川俊英氏が執筆された「八ッ場ダムと倉渕ダム」という書籍を贈っていただいた。

 相川氏と私とではダム建設に対する考え方が正反対であるものの、彼の取材力には感服するし、彼が取材して書籍にした本は私にとって最高の参考書となった。
 この場を借りてお礼を申し上げ、来年は私が特集記事を書いて、お互いの主義主張を交わしたいと思う。

 12月28日(月)
 変異種まで生まれてコロナが収まらない。それでも毎晩バカ騒ぎをしている者が大勢いる。政府が何をしてもお手上げだろう。

 とわ言え、私も食事や買い物には出かける。それは店側が十分な感染対策をしているから行けるのであって、行く側がルールを守らず騒ぐならば何の意味も無い。

 テレビで芸能人らがしている「フェイスシールド」って何の意味があるのだろう?あんな奴らが近くにいたら危なくてしょうがない。周囲を全部腐らせる腐ったミカンにはならないようにしよう。

 12月29日(火)
 爆笑問題の太田光が日大芸術学部へ裏口入学をしたとして報じた週刊新潮を損害賠償(3300万円)の名誉毀損で訴えて、裁判所が週刊新潮側に440万円の支払を命じた。

 これをテレビや解説者がこぞって太田光側の勝訴と報じることは絶対に間違っている。
 裁判所は週刊新潮側が真実を証明していないとしているだけで記事が事実無根だとは言っていないし、損害賠償請求額3300万円に対して440万円ならば太田光側の勝率はわずか13%しかないのだから明らかに太田光側の「完全敗北」である。

 民事で名誉毀損を訴えれば事実の有無にかかわらず必ず一部は認められる。それは訴えた者が被害を受けたというなら一部は認めるという腐った裁判所の前例主義でしかない。
 そもそも裁判所が記事の真実性を判断できるはずもなく、わずか13%の勝率で太田勝訴と報じるテレビは絶対に間違っている。

 12月31日(木)
 レコード大賞も決まって今年の大晦日を迎えた。
 コロナに明け暮れた今年に決別できるよう、来年こそは良い年を迎えられますことを願いながら皆様のご多幸をお祈りします。

 <お悔やみ>
 中村五木天草市長のご逝去を悼み、ご冥福を祈ります。

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