ホタル111

 

 7月1日(水)
 今月のお勧め本は、私が尊敬する智の巨人、今は亡き渡部昇一先生執筆の「年表で読む日本近現代史」「これだけは知っておきたいほんとうの昭和史」の2冊。

 今から約27年前、私が渡部昇一先生から教わったことは、難しいことを難しく書くならバカでもできる。難しいことを誰でも分かるように書くのが『智人』であるということ。その考え方と文章構成は私の執筆活動(新聞紙面)にも多くの影響を与えている。
 渡部昇一先生が智の巨人と呼ばれる所以を証明するように難しい歴史が簡単かつ正確に理解できる2冊の本。是非とも皆さんにも読んでもらいたい。

 7月2日(木)
 中国で制定された国家安全法は対岸の火事と傍観するには危険すぎる。
 第38条では「中国国籍以外の者にも適用される」旨とあるらしいから、世界中の誰であっても中国共産党の胸先三寸で逮捕できるという、この世のものとは思えない、およそ人間では考えもつかない悪法である。

 今現在、自由を奪われて常に命の危険にさらされている香港人を、日本国としてどのように支援して受け入れるかを具体的に行動で示す時であり、習近平の来日なんて以ての外だ!
 チベット人やウイグル人に続いて香港人にまで中国共産党による民族浄化を許してしまえば、先の日本人が人種差別撤廃のために戦争をした意味がなくなる。

 7月3日(金)
 白血病により若くして他界した本田美奈子さんが病室で歌った曲などを収録してある最後のアルバム「AGAIN」を事務所で仕事をしながら聞いている。

 ピアノ伴奏だけで、必死に呼吸をしていることが伝わるものの言葉には力強いメッセージがあって、命を絞るような歌声の美しさに感動している。

 7月6日(月)
 人吉から芦北まで球磨川が氾濫した。言わんこっちゃない。
 ダムが万全とは言わないが、こういったことを少しでも防ぐために川辺川ダム建設は必要だったのだが、建設反対の偽善者連中は三流学者を連れてきて「ダムを造らずとも球磨川は氾濫しない」とまで言い切っていた。
 
 よって、今回の災害は明らかに「人災」である。アンポンタンの潮谷義子前知事とバカ島じゃなかった蒲島郁夫知事は二人とも被害の責任を取らなければならない。アゴを叩いた奴らが自分で責任を取れ!

 7月7日(火)
 県南の大雨に続き、昨日から線状降水帯は山鹿市に停滞しているので私も必要書類をまとめて避難の準備をしている。
 昨夜からの大雨に妻は怖くて寝れないらしく「もう避難しようよ」と言うが、そのたびに菊池川の水位を確かめに行って「もう少し様子を見よう」と朝になったが、私はぐっすり眠れた。

 私の住居地は土砂崩れの心配はないが、菊池川が決壊すれば街全体が水没する。
 まだ今日も大雨が続くらしいので要注意だが、熊本地震とは違って情報と状態に気をつけていれば10分間の避難猶予があるだけでも助かる。

 7月8日(水)
 大雨も何とか持ちこたえた。やっぱりダムは必要だろう。

 ともあれ、徹夜で対応していた役所の皆さんに感謝。

 7月9日(木)
 九州をはじめとした集中豪雨によって、一瞬で家屋や店舗をなくしてしまい、命までなくした人が大勢いる。

 そんな人たちが大勢いるのに「コロナ自粛は補償とセットで」なんて甘えたことを言っていることは恥ずかしいことだと気づいて欲しい。

 7月13日(月)
 国会周辺を街宣活動していた右翼活動家が公務執行妨害で逮捕されたとか。
 最近の右翼活動を聞いていると「ひねくれた左翼」のようなことばかり言っているので魅力がない。

 警察と小さな事でくだらない争いをするのではなく、警備している警察官にでさえ「なるほど」と唸らせるような主義主張を、原稿なんて見ないでするのが二本差し(武士)精神に則った右翼活動である。
 思想的には近いはずの警察官からリスペクトされないようなバカ者に右翼を名乗る資格はないと私は思う。

 7月14日(火)
 コロナ感染が止まらない。やっぱり強制力のない日本の対策は限界があるのだろう。
 強制的に営業中止や隔離政策をしても、休業保障も政府批判もない。香港では国民の自由を強制的に奪っても国内の誰からも批判されない中国とは、ある意味で「夢の国」であろう。

 極力国民の自由や経済活動を守ろうとするからコロナの封じ込めに限界があることで苦慮している民主主義の日本政府や東京都に対して批判ばかりする国民っていかがなものであろう。
 彼らは「夢の国」の方が良いとでも言うのだろうか。「夢の国」には自由と平等がないということが分かっているのだろうか。

 7月15日(水)
 昨日からトゥルースリーパーで寝始めた。大げさなCMほどの感触は得られないが、確かに体への負担がないように思える。しばらく試してみよう。

 「Gotoキャンペーン」はありがたく楽しみでもあるが、今の時期に前倒しをしてまで行うのは間違っている。政府は旅行会社に金玉でも握られているのではないかと邪気を回したくなる。
 コロナは第2波の真っ只中だし、大雨水害で被災している我が熊本県に「旅行に行こう」と思う人はいないだろうし、被災地の旅館や商店街などはそれどころではないから、キャンペーンの補助金や旅行者のお金が熊本県(被災地)に落ちることはない。
 そんな時期にGotoキャンペーンを強行するのは不公平だろうと私は思う。

 7月16日(木)
 大雨の影響で不備が見つかった車をディーラーに預けてメンテナンスをした。
 豪雨が去っても今後いつ台風や地震に襲われるか分からないので緊急時の避難準備(緊急用品)を家族で再完備した。
 熊本地震後は準備万端だったのに、今回の大雨ではどこに何があるか分からなくなって賞味期限切れの補充もしていなかったことは、喉元を過ぎれば忘れてしまったからだろう。

 被災者には申し訳ないが、被災者の困窮を見て、慌てて災害に対する心構えを新たにしている。

 7月17日(金)
 藤井聡太七段が棋聖奪取。これはすごい。歴史が動いた場面に生きていることに感謝したい。

 東京を除くGOTOトラベルキャンペーン。経済活動を両立するには苦肉の策かもしれないが抜け穴だらけのザル施策。
 補助対象を東京だけ除くということは欠陥施策ではあるが、東京は人口密集という利点で全ての分野を他県より優遇されていることから、人口密集という唯一の欠点でコロナ被害を理由に除外されることは、ひがみ根性を出すことではないので粛々と受け止めなければならないと思う。

 ちなみに、旅行好きの私が自分が旅行するときに旅行代理店などの業者を利用したことは一度もない。

 7月20日(月)
 この歳になると夜8時頃には眠たくなるが、昨夜は「半沢直樹」がスタートしたから頑張って観た。これから毎週楽しみだ。

 来月号の一面では球磨川の豪雨被害に対する月刊ポリシーにしか書けない『本音』の分析をする。
 世論に流されるバカな偽善者どもに一喝を与えるとともに、現実的な人命救助対策とはどういうものか、くだらない学者の話なんて聞かないで球磨川流域の人々のバイブルにしてもらいたい。

 なぜならば、報道機関では我々が唯一本当のことを書いているからだ。

 7月21日(火)
 香港で9月に行われる立法会議員選挙では中国共産党に忠誠を誓う誓約書にサインしなければ立候補を認められないという。
 だったら選挙の意味がない。こんな非人道的な独裁を国際社会は認めてはならない。

 自己中心的な旅行予約のキャンセルを国が補償しろってか?
 何でもかんでも国に補償を求める。いつから日本人はこんなにも『強欲』になったのだろうかね。
 それに応じる日本政府の弱腰を見透かしているから中国共産党や朝鮮人が無理難題を要求するんだ。

 7月22日(水)
 アメリカではトランプ大統領の暴露本が次々出版されていることは民主主義が成立している証。
 反して、中国では香港まで自由が剥奪されて武漢コロナの実態を書いた書籍までも発刊禁止。その上、中国共産党を批判する書籍もネットも削除される。

 日本の新聞テレビでもトランプ大統領を非難や批判を堂々としているのに、中国共産党や習近平が「悪い」と名指しで批判する者は日本の新聞テレビには一人もいない。
 日本マスコミは中国に屈して何も言えない。日本では民主主義が成立していない証ではないか!

 7月23日(
 今日から4連休。だが、日本古来の祝祭日ではないから私は国旗掲揚をしない。

 コロナの第一波よりも感染者が増えている第二波の真っ只中、「皆さん旅行に行ってくださいキャンペーン」って何なんだろう。
 この時期に横着に振る舞う者にはフィリピンのように射殺すれば良いと思う。

 7月24日(
 コロナ第二波、テレビに出てくる専門家とやらの話は私のような素人でも想定できる。専門的な話なんて何も無い。
 巷では倒産の危機にある企業が多発しているのに、こういった三流専門家(評論家)がコロナの最大受益者で大儲けしていることには違和感がある。

 7月25日(土)
 アメリカが中国の総領事館を閉鎖した。それは中国が悪いことをしているからであり、これまで世界各国で非合法活動をしてきた中国に対して日本を含めて野放しにしてきたことで知的財産や国家機密や国民の自由まで盗まれていた。そこにようやくアメリカがメスを入れた。

 すると中国もアメリカの総領事館を閉鎖するとして、マスコミでは「米中の争い」などと、どっちも悪いように報道するが、悪いことをしたのは中国である。
 悪いことをした中国が、自分を罰されたからと言って、罰した相手国(アメリカ)を罰するなんて横暴をどっちも悪いなんて報道することは中国側に立った「洗脳」でしかない。
 物事の本質を見極めよう。

 7月27日(月)
 我が山鹿市にもコロナ陽性者が出た。熊本県の場合は福岡由来と言えるだろう。

 4連休は最小限の買い物と昼食以外はステイホームだった。私の生活は今も緊急事態宣言の時と変わらないのに巷では感染者が増え続けている。
 4連休での感染者の実数が判明するのは85日以降だろうが、正直者や必死に自粛している者が救われないのは、脳天気に旅行やバカ騒ぎで遊んでいる連中の責任だ。

 100人のうち90人が自分なりの自粛をしても10人の不心得者がいればコロナは広がるだけ。10人の不心得者を射殺できれば感染は治まるのだろうと思う。
 それ以外に方法はない。

 7月28日(火)
 熊本県は豪雨災害とコロナ感染が重なり県知事の記者会見が全国放送でも流れるようになった。
 ところが蒲島郁夫知事の記者会見は単純な文章でもカンペを何度も見ながらのニワトリ会見。こんな無能な知事だと熊本県民として恥ずかしくてたまらない。

 7月29日(水)
 韓国の言う慰安婦とは、韓国人の親に売られ、韓国人の売春業者から騙されて、自発的または泣く泣く日本で働いていた『売春婦』である。
 そのような人が現代社会では可哀想だと言えても、当時の時代背景としては日本人も含めて世界各国で山のようにいた。

 そして戦後90年に迫った現代でも世界最大の売春婦輸出国が「韓国」である。
 即ち、韓国(朝鮮半島)で作り出された売春婦に対して日本の首相が謝罪する意味も必要性も全くない。
 こういった真実の歴史認識を日本人は持つべきで、現代社会の倫理観で過去の歴史を語ることは人間として傲慢だということも自覚しよう。

 7月30日(木)
 コロナ感染者に対する差別があるから感染者の身元を公表しないっておかしいと思う。多くの国民は正確な情報がなければ自分の身を守れない。感染者を避けることは差別ではなく自己防衛である。
 明らかな差別をする人がいたとしたら、差別をする本人が悪いのであって、その本人を糾弾すれば良いだけで、一人の個人情報を守るために国民全員の命を犠牲にする必要はない。

 政府がコロナ対策の注意事項を守らない事業者は店名公表するとしたら、堀江貴文氏が「それは店に対して死刑宣告と同じだ」と政府を批判したが、ルールを守らない強欲な店は死んでもらって結構じゃないか。だからホリエモンはバカなのだ。

 7月31日(金)
 台湾の李登輝元総統が亡くなられた。
 彼がいなかったら台湾も香港の二の舞を踏んでいたと思う。
 親日家の彼がいたことで台湾は今でも親日家が多い。そして、東日本大震災や熊本地震、今回の熊本豪雨に対しても台湾からの義援金が世界のどこよりも早く贈られてきた。

 そういった事実を知らない平和ボケした日本国民は、この期に李登輝元総統の偉業を学んでみよう。
 日本にとって恩人とも言える大切な李登輝元総統の死を悼みご冥福を祈りたい。

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