ホタル109

 

 5月1日(金)
 今月のお勧め本は「感染症の中国史」(飯島渉著:中公新書)
 中国の不衛生によって世界中に蔓延したペスト、コレラ、マラリアなどを帝国日本がどのように対処してきたか。今でこそ大きな顔をしている中国が当時からモデルとした帝国日本の公衆衛生とはどのようなものか。温故知新の一冊。

 5月2日(土)
 蓮舫議員が国会で高卒を侮辱する差別発言をした。国会質問を聞いていた私も「おいおい、高卒は人間じゃないのか!」と思わず声を上げてしまった。

 政府側がちょっとした言い間違い発言を訂正してもヒステリックに言葉狩りをする蓮舫議員なのに、自分の差別発言はツイッターで「言葉が過ぎました」との文言だけ。内容も自己中心的な弁解だらけで謝罪になっていない。二重国籍問題や外国人からの政治献金問題の時も同じように謝罪をせず逃げ回っていた。

 与党自民党の発言は問題でもないものを強引に問題発言としてしまう新聞テレビが、国賊蓮舫奴のことはこぞってスルーする。
 新聞テレビに公平性なんてものは微塵もない。

 5月3日(憲法記念日
 日本人にとって屈辱の憲法記念日。
 祝祭日に、家では長男が、事務所には私が、必ず国旗を掲揚するのだが、毎年今日だけは国旗掲揚をしない。
 歴史を紐解けば、今日は祝日でも祭日でもない。
 祝祭日の中で唯一、GHQの占領下で強制的に定められた記念日なんて、日本人にとって屈辱以外の何物でもないからだ。

 5月5日(こどもの日
 最近ガソリンを入れていないと思って領収書を確認したら、前回入れたのが4月6日だった。丸々一ヶ月間入れていないなんてこれまで一度もなかった。私なりに自粛しているってことだろう。

 立ち入り禁止箇所に立ち入って遊び回る連中や、店を閉めたままでは生活できないなどと言う人々は、東日本大震災や熊本震災に見舞われた人々のことを考えたことがあるのだろうか。
 アフリカ諸国には飢えに苦しむ子供たちがたくさんいることを、こどもの日に考えてみようではないか。
 日本が行っている強制力も罰則もない自粛に耐えられないなんて究極の甘えでしかないと思う。 

 5月7日(木)
 長女がたこ焼きパーティーをしようと提案。
 たこ焼き器を買い換えようと大手家電屋を訪ねたらどこも売り切れ。器具は諦めてたこ焼き粉を買おうとスーパーに寄ったが、これも全て売り切れ。辛うじてお好み焼き粉があったのでお好み焼きに変更した。

 マスク不足の次はたこ焼き粉か?その家電屋にマスクが売ってあったが高くて買う気になれない。
 マスクでもたこ焼きでも、この世の中から居酒屋や娯楽施設が無くなったとしても、無ければ無いで私は簡単に諦められる。
 本当に自分に必要なものは何なのか?を考えてみたら、不要不急の外出を避けて、バカ騒ぎすることもなく、少し不便なくらいが本来の人間社会のような気がしている。

 それから、国民に支給される10万円。これって、生活保護者にも支払われるらしいが、そりゃおかしいだろうと思う。
 生活保護者は仕事をしなくても税金によって保護されてコロナ自粛にも生活が脅かされることはないのに「税金の屋上屋(おくじょうおく)を架す」ことは不公正だと私は思う。
 こんなことを書くとネトウヨと言われるのだろうが、明らかに周囲の人より貧乏であっても10万円の受け取りを辞退する私の『本音』である。 

 5月8日(金)
 国民一人10万円の給付金は公明党の提案とされている。
 それが創価学会への信心の証としてお布施(財務)されるとしたら、創価学会は税金も支払わずに大儲けをする。
 それが公明党提案の目的でないことを願っている。

 そんな公明党(創価学会)の汚いからくりを知りたければ、矢野絢也氏の「黒い手帳」「乱脈経理」や福本潤一氏の「創価学会公明党カネと品位」などを読んでもらいたい。

 5月11日(月)
 昨日は家族全員揃って私の仕事を手伝ってくれた。お礼に少々出費をしたが、家族が一緒に仕事をするって最高の景色だ。

 私は野球やサッカーを含めてスポーツ全般が好きだ。ディズニーランドやUSJを含めた観光地で遊ぶのも好きだ。居酒屋で酒を飲むのも好きだし、クラブで綺麗なお姉ちゃんと遊ぶのも好きで、パチンコ、麻雀、競輪、競馬、釣りやゴルフなども、自分がやるやらないに限らず好きだ。

 仮に、これらの好きなものがこの世から無くなったとしても私は「しょうがない」で終わる。
 何も無いところには必ず新しいものが生まれるので、好きなことができないからと言ってストレスが溜まるなんてことは絶対に無い。自粛にストレスを口にすると共感するバカがいるがストレスなんて『過保護の産物』でしかないと私は思っている。

 ただ、ネット社会を中心とした新しいものに私がなじめるか?これも無理だと思う。
 昨日は「母の日」を家族で楽しんだ。社会の変化に周囲を見て右往左往するより、家族の笑顔を見るのが一番良い。

 5月12日(火)
 35日ぶりにガソリン満タンにした。まだ燃料メーターには余裕があったが、燃料が少なくなると不安になるという貧乏性だから緊急時に備えて補給した。
 ハイオク1139円。あれぇ〜、1160円くらいじゃなかったかな?コロナの影響も悪いことばかりではないようだ。

 そういえば、コロナ自粛の影響で地球環境が浄化されて、イルカやジュゴンが近海まで訪れているらしい。
 町に出ても混雑が無いことは必然的に環境に優しいが、バブルで商売繁盛すれば比例して公害が増える。
 中国コロナは迷惑千万だが、自粛で経済が冷え込んでも地球にとっては悪いことではない。

 5月13日(水)
 米中の舌戦を罵り合いのように報じる日本のマスコミだが、国連でも東シナ海域でもアフリカでも我が日本でも、これまで中国の横暴を野放しにしてきた結果、中国による少数民族や言論人の虐殺を批判することさえ許されない風潮を作ってしまったのはマスコミの責任である。
 そして貧乏な国々は中国の汚い金に屈している始末。

 そんな中、アメリカだけが中国の嘘と偽善に対して堂々と批判している。
 トランプ大統領の欺瞞を差し引いても、中国の横暴に毅然と反論するアメリカを、どっちもどっちという風に批判することは間違っていると私は思う。
 言論統制をして誰をいつ拘束して何人殺害したかさえ分からない独裁国家の中国とアメリカを一緒にしてはならない。

 5月14日(木)
 昨日、我が山鹿市でも10万円の特別定額給付金申請書が送られてきた。
 私は早速「給付を希望しない」の欄にレ印を付けて返送した。マイナンバーカードは持っているが使い方が分からない。

 それはそれとして、アベノマスクはまだ届かない。本ブログでもマスクなんて必要ない!と厳しく批判したが、今やマスクもダブついている時期にもらっても何のありがたみもない。安倍政権の汚点だろう。

 右往左往する政府にはコロンブスの卵で批判が多いが、自民党政権だからこそ、この程度の混乱で済まされていると考えるべきで、仮に野党政権だったらと思うとゾッとする。

 5月15日(金)
 巷では「自粛疲れ」という言葉を耳にするが、私は「自粛慣れ」をしている。
 自粛で商売人が苦境に立たされて倒産が相次ぐとの報道もあるが、大型台風、大地震、円高円安でどれだけの会社が倒産してきたか?それらの倒産をマスコミは逐一報道してきたのか?

 商売人には商売をはじめたときから常に倒産のリスクがある。それを承知で商売をしている。
 それなのに、今回のコロナリスクに限って商売人が被害者ぶるのは間違っている。少しでも補助や融資があるなら「ありがとう」と言わなければならないのに「これじゃ足りない」なんてどの口が言うのだ!
 何度非難されようが私はそう思う。

 5月16日(土)
 今朝方、テレビでゲゲゲの鬼太郎があっていて、猫の妖怪「すねこすり」という題材だった。
 猫好きの私としては感動。最後は切なくなった。
 動物が買い主に対してどのような思いで接しているか、飼い主が動物に対してどのような思いで接しているか、考えさせられる番組だった。

 山鹿市におんぶにだっこの「山鹿灯籠まつり」の中止が決まった。
 本来の祭りは純粋に民間で行う「上がり灯籠」だけで良くて、商工会議所の一職員が個人的に金儲けをするだけの祭り。こんなものは永久に中止すべきだと私は思う。

 5月18日(月)
 コロナリスクで苦境に立たされている飲食店、演劇、コンサート、スポーツ観戦など、または学習塾や温泉施設まで3密企業と呼ばれるものは、よくよく考えてみれば『贅沢品』であろうと思う。
 一般市民にとっては無ければ無いで困ることはない。

 昨日は妻と二人で阿蘇方面を何の目的もなく4時間ドライブをした。
 帰ってから子供たちに「これは不要不急じゃなくて家族が仲良くなるためにパパとママが仲良くしているんだ」と弁解。
 末娘からは鼻で笑われたが、贅沢なことはしなくても、広大な自然を見るだけで十分ストレス解消になる。

 5月19日(火)
 本堂さんは「検察庁法改正案をどう思いますか」という会員様からの問い合わせが多いので答えます。
 巷では政府が恣意的に人事を行う改悪だと言われているが、察庁法改正案は国家公務員の定年延長に関連したものだから検察庁改正だけが行われないとすれば、それはそれで不公平だと思う。

 検察内部からの反対意見が多いのは当然のことで、年功序列で、来年は自分が昇任昇格する予定だったのが壊されるから、当然、私利私欲で反対するだろう。

 検察OBまでが反対意見していると洗脳報道されているが、反対している検察OBらは、ロッキード事件でアメリカの丁稚となって田中角栄元首相を冤罪に追い込んだ張本人たちだ。
 弱った安倍政権を叩く口実としては法案反対は絶好のネタだろうが、冷静に考えれば反対のための反対は国益に反しているのではないかと私は思っている。

 5月20日(水)
 10万円の特別定額給付金申請において、身分証明書と銀行口座の写し(コピー)を同封していない人が多いため役所側が混乱しているらしい。
 
 私は給付を希望しないので構わないが、証明書の写しを同封していなければ二度手間となって給付が大幅に遅れることになる。
 確かに申請説明の文章ではこれら証明書の写しが必須だと分かりずらい面があるので、給付を申請される皆さんは注意しましょう。

 5月21日(木)
 夏の高校野球が中止決定。残念、悔しい、悲しい、泣きたいだろう。でも、中止は当然のことだ。

 昨日、野暮用で熊本市内を歩いていたら「偉大なる発明」という変わった門構えの高級食パン専門店があったので試しにと思って購入した。(1本1000円弱)
 これが、とてつもなくおいしい!私も初めての食感で子供たちも大絶賛。皆さんにも是非お勧めしたい。

 5月22日(金)
 WHOは初期段階で確実に中国コロナの隠蔽に加担をして、現在でも拡散原因の調査すら行っていないのに、中国のコロナ対策は万全だったと賛美しているのだから呆れ果てる。

 WHOはコロナ対処を「全世界で協力すべき」と言いながら台湾のWHO加入は「各国の同意による」と責任転嫁しているが、それは中国が反対するから台湾をWHOに加入させないとWHO自身が言っているに等しい。
 アメリカが反発するのも当然だろうが、日本はなんとしてでも友好国の台湾を支援しなければならない。それが人間ぞ。

 5月23日(土)
 昨日、昔やんちゃをしていた頃の兄弟分から電話があって「ブログ内の文字が間違っている」と指摘を受けた。確認すると確かに間違っていたので訂正。
 今ではお互いに善良な一般市民となっていることが笑えるが、私のブログを読んでいてくれていることに感激。ありがとうございました。

 5月25日(月)
 女子プロレスラーがネット上で誹謗中傷を受けて?自殺したとか。それで彼女が同情されるべきとは思わない。
 今回の女子プロレスラーにしても芸能人でも、世間では通じない自分の意見を堂々と発信しているのだから、心ない批判に晒されるのも当然のことだ。

 自分の素性を名乗らないで誹謗中傷するのは確かに卑怯の極みだが、自己中心的なネット配信やテレビ発言をするアンポンタンを批判してはならないというのもおかしい。
 アゴを叩くなら批判や誹謗中傷は自己責任であろう。
 今回の誹謗中傷はそれがいかに理不尽なことであっても「本人言動による加害の結果」であって、死んだ人が全て被害者ではないと私は思う。

 5月26日(火)
 視覚障害者や知的障害者にとっては10万円の給付金申請が困難だから「行政が柔軟な対応を」と支援者団体が訴えている。
 こういった偽善者団体が家族の絆を引き裂くのだ。
 
 障害者にとって申請が困難なことは当たり前。だからといって行政側が特別扱いをしなくても親兄弟や親戚が代わって申請すれば何の問題ないことだ。行政に頼る必要なんて無い!
 私の義父は高齢で10万円が給付されることさえ知らなかったから妻がよくよく説明しながら代わりに申請を行った。
 それで良いではないか。

 5月27日(水)
 マージャンとは金銭を賭ける遊戯(博打)である。
 私が国家公務員をしていたときには月集計を職員間で給与天引きをして、職場では「署長杯」という賭け大会まで行われていた。当時から警察でも役所でも明らかに違法なことを当たり前のようにやっているのが現実で、金銭を賭けなければ面白くもなんともない。
 ただ、「点ピン」は市民感覚からすれば高額である。
 
 今回の黒川元検事長についても世間の現実と何ら変わるものではないが、法の番人が自身の対処を国会で議論されている緊急事態宣言の最中に行ったことは許されるべきではなく、その処罰が「訓告」なんて有り得ない。
 その処分を内閣が指示したとすれば、これまた許されることではない。

 その中に新聞記者らが含まれていたのは悪質に拍車をかける。
 特に朝日新聞は「安倍(総理)の葬式はうちでやる」「安倍叩きは社是である」とまで公言しているのだから、今回朝日新聞の社員が含まれることは卑劣でハニートラップの様相さえある。

 さらに朝日新聞、産経新聞は第4権力として閣僚らと立場は同列なのに、今回の事件に係わった職員や記者の名前を報道せずに、マスコミが安倍叩きの道具にしているのは盗っ人が盗っ人を批判しているのだからもっと許せない。

 5月28日(木)
 オンライン飲み会っていうのが流行っているらしいが、そこまでして他人と酒を飲みたいのだろうか?それで楽しいと思う人の気が知れない。
 そこまでして酒を飲みたければパチンコ依存症の連中と変わらないんじゃないかと思う。

 ネット通信の発達はテレクラの発展型なので、必ず悪用する奴が現れて、やたらに使っていると危なくてしょうがないとアナログな私は思っている。

 5月29日(金)
 コロナの影響で苦境に陥った居酒屋が「居酒屋やめます」「魚屋はじめました」という看板を出して、連日大反響とのニュースがある。
 これこそが商売人の『魂』と『気概』であると私は思う。

 コロナに限らず、リスクや苦境に対して、商売人が一つの商売に固執するのも自由だが、それで失敗したとしても自己責任。
 居酒屋では成り立たないと思ったら即刻次の手を打つのが商売の鉄則。そのタイミングも自己責任。それが商売である。

 補償、補償と声を上げるばかりで、政府を批判するしか能がないのは商売人を名乗る資格はない!

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