さて今回は「ボランティア」について考えてみよう。

 私の考えるボランティアは『人知れず手弁当で自主的に行うもの』である。

私自身、水俣芦北地区の大雨災害による土石流の除去作業でボランティア活動を行なった。

湿った土石をスコップで掘りながら一輪車に積んで除去する単純作業であったが、遊びに来たん

じゃないからと一生懸命頑張っていたら、一瞬にして呼吸困難に陥り酸欠状態が続いた。

1時間後、情けなくもほぼ脱水症状でグタッとしているときに「15分して5分休まないと身体がもたないよ」と助言を受けたのでなんとか1日目を過ごせた。

 

 昼食時、家から自分で詰めてきた弁当をリュックから取り出した。手弁当…当然の行為である。

ところが、周囲を見渡すと自分の弁当を持ってきている人は誰一人居ない。奧には「炊き出し」が行われて、握り飯3個・たくあん2切・豚汁が配給されていた。それを当然のようにみんなもらって

食べている。 

ここに大きな怒りを感じた。炊き出しなんて無駄なことをさせないように手弁当で来るのがボランティアだろが!そんな金と人手があったら土砂の一つでも運べよ! 

 

 そして極めつけは、揃いのTシャツや腕章に「○○労働組合」なんて書いて、労働組合ののぼり旗まで掲げてパフォーマンスをしているくせに私の半分も働かない。バカじゃなかろか?これが「私はボランティアをしました」と言いふらす連中の姿である。

 

 誰でもボランティア精神は持っていると思うが、実際にボランティア行けるのは仕事を休んでも飯が食える裕福な連中だ。金と暇があっても行かない奴より良いがパフォーマンスはいけない。

 ボランティアに行くなら手弁当で黙っていけばいい。行ったことを誰からも評価される必要はない。それがボランティアだと思わないか。

 

平成2363

 菅直人首相の不信任決議は民主党のゴタゴタ劇によってまたもや極秘強制で終わった。

自民党の派閥争いよりも見苦しい。ところで、マスコミ報道に注目してもらいたい。

 これは明らかに民主党内部の『派閥闘争』である。昔の自民党であれば「○○派閥の派閥争い」と徹底的に批判報道していたのに、民主党に限っては「○○グループ」「○○に近い人物」と偏向報道していることに矛盾を感じないか?小学生の登校班じゃあるまいしグループなんて詭弁である。

 我々文章のプロの目から見れば、マスコミが意図的に民主党を擁護していることは明らかで、

このことに矛盾を感じなくなっいる国民はすでに『洗脳』されている。マスコミが公平な報道をすると思っていたら大間違いである。

 これまでマスコミは「自民党悪」で報道することしか知らなかった。国民も「政治が悪い」という

無責任なマスコミ用語に洗脳されて自民党を悪人としてきた。それが自分の責任を問われず一番楽だからだ。

 そりゃ〜自民党だって悪い奴はいるが、民主党の悪はそれ以上である。新聞は冷静に読みましょう。 

 

 

平成2362日 

 今日の熊日朝刊(射程)の記事(田端洋昭)について

見出しは「君が代起立条例は必要か」である。見出しからして左翼イデオロギーで内容も欺瞞に満ちている。田端洋昭君は、君が代起立条例は力ずくの条例だから必要ないと強調し、その裏付けとして2005年に天皇陛下が会見で「国旗国歌は国民一人一人の中で考えられていくことが望ましい」と述べられたと姑息な引用をしている。

筆者も『本来ならば』君が代起立条例は必要ないと考えている。

しかし、この日本には思想信条の自由を逆手にとって「日本の国歌と国旗を葬り去ろうとしている輩」が確実に存在する。

それは中国共産党などの国家戦略に迎合した売国奴なのに、まるで日本国民のように振る舞う

自称:市民団体や日教組などの左翼労組である。そして「日中記者交換協定」によって日本の新聞社は中国共産党にジャーナリストの魂を売ってしまった。

思想信条の自由は私生活におけるものであって、公(おおやけ)では国体を司らなければならない立場の人間が何でもかんでも自由であって良いはずがない。個人のエゴが通らなければ何でもかんでも裁判に訴える。このような連中がいなければ条例制定は必要ない。

 国歌や国旗は法整備されなくても国民共有のものなのに、個人のエゴで社会の秩序を乱す売国奴がいるから教育基本法の改革や条例制定をしなければならないのである。筆者は祭日には必ず事務所に国旗を掲揚するし入卒式では国歌を歌う。熊日新聞の田端洋昭君が国旗掲揚もしないで、君が代も歌わないで今回の記事を書いたのならば中国共産党の工作員か単なる偽善者である。

 田端洋昭君は、天皇陛下の御言葉を引用して自分の意見の正当化を図ろうとしているが、明治天皇以降の皇室では同様の『国民愛』を持っておられる天皇陛下がそれ以上のことを述べられるはずがないじゃないか。君の引用は単なる責任逃れで卑怯である。

 願わくば、国旗国歌論争などなくなって欲しい。なくなったら飯が食えない一個人(変人)が裁判してもそれを報道する必要もない。日本人であれば国旗は日の丸、国歌は君が代。それでいいじゃないか。

 

 

平成23522

 母親に心配ばかりかけて親不孝者だった。母親が亡くなったときには一回目の逮捕拘留中だったので母の死に目に会えなかった。出所二ヶ月後ようやく墓参りに行ったのは10月初旬、母が好きだった百合の花を持って愛する人と二人で深夜に墓参りをした。

 真っ暗な墓場の入口に一匹の螢(ホタル)が飛んでいる。この季節に不思議な現象だと思いつつ一番奥にある墓へ向かったところ、そのホタルが私たちの足元を照らすかのように先導した。そして母が眠っている墓石の周りをぐるぐる回った。

 「母さんが先導してくれたのかな」と話しながら、微かな月明かりで墓石を丹念に洗い、百合の花を添えて、見上げた墓石の周りをまだホタルが回っている。

 線香の香りに包まれながら手を合わせて、「母さん、ごめんな。俺が逮捕されるなんて思ってもいなかっただろう。葬式にも出れずに…ごめんな。でも母さんに恥ずかしいことはしていないから信じてくれ。俺の仕事は大きなリスクを背負っているけど、これからも母さんに恥ずかしいことはしない。こいつが俺の愛する女性です。これからは家族みんなで時々会いに来ます。許してください」と黄泉の母に語りかけた。

 すると、語りかけている最中に、背中から肩から胸から、ふ〜っと何かが抜けていく。なんとも心地よい気分だ。「母さん、許してくれたのか?」と目を開けるとホタルがどこにもいない。やっぱりあのホタルは母さんだったに違いないと今でも思っている。 

 

 ここから月刊ポリシーの方向性が決まった。巷で賑わう金銭目的のゴロ新聞連中とは一線を画して、どんなに貧乏でも亡き母親に恥じることなく正々堂々と戦う月刊ポリシーが確立した。

 

 そこで、日々の時事問題をリアルタイムで提起するこの欄を「ホタル」と命名した。「ふうりん」とはちょっと違う…本音のコーナーにします。

 (書き込みは6月からですが・・・・・・)

 

例えばこんなことを書きます。

 平成23520日の熊日新聞に大々的に写真付きで『大嘘』が書かれていた。その大嘘を書いた新聞記者は『富田一哉』という熊日新聞山鹿支局長である。熊日新聞による事実に反した『やらせ報道』を暴く。

 

熊日記事…「古賀クレーン(古賀文則社長)が宮城県石巻市に軽自動車を1台贈る。19日に専務の古賀寿さんが寄贈車で山鹿市を出発した。到着後、現地でボランティア活動をする」

 

本紙指摘…1台ですか?100台の間違いでは?個人の営利企業が勝手すること。頑張りなさい。

 

熊日記事…「山鹿市は石巻出身の市民が故郷の救援を求めた縁で、石巻市とパイプがある」

本紙指摘…宮城県石巻市から山鹿市に嫁いできた女性が確かにいる。その女性(大坪恵理子さん)が山鹿市長に対して石巻市の悲惨な状況を訴えて「山鹿市からも何らかの支援を願いたい」旨を嘆願した。

 わざわざ嘆願されなくても熊本県が宮城県を支援する担当になっていることから、山鹿市では義援金や支援物資を宮城県に対して贈り、石巻市に市職員を派遣して復旧活動に支援協力してきた。

 しかしながら「石巻出身の市民が故郷の救援を求めた縁で石巻市とパイプがある」なんてことは絶対にない。いったいどんなパイプがあるというのだ!!熊日新聞の大嘘記事である。

 

熊日記事…「古賀社長から被災地の支援方法の相談を受けた山鹿市が現地に打診」「自動車が足りない。道路事情が悪いため軽自動車が重宝する」との返答があった。古賀さんが現地行きを希望。(自ら運転して)市に車を届けた後は約1週間滞在し、ボランティア活動に参加する「できることは何でもやりたい」と古賀さん。

 

本紙指摘…これも大嘘だ。本当は古賀社長が山鹿市に対して「自動車を贈りたい」と勝手に申し出ているのであって、山鹿市が被災地に打診したなんてことは事務レベルでは行われていない。(秘書課と総務課に確認済み)

 

 たとえ民間人の古賀社長から要請されても山鹿市が石巻市と交渉する必要はまったくない。古賀社長が勝手に石巻市に打診すれば良いことだ。何か勘違いしとらんか?

 車を運転してガソリン代と高速代金を無駄に使うくらいだったら、その分を義援金として渡したほうが現地の人は助かるだろうに。それにさぁ〜、手弁当でのボランティアの大変さが分かっているの?素人が1週間も本気で復旧支援したら…いや1日で倒れるよ。まあ、本当にボランティアをしているのか誰も見てないから何とでも言えるが…。

 本当に支援したいのだったら…本当に支援が目的だったら、黙って行けばよい。市役所に相談する必要もなければ熊日新聞やTKUを呼ぶ必要は全くない。たった1台の軽自動車を持って行くくらいで石巻市でも新聞社を呼んで写真撮影するのか?あほらしい。

 ボランティアって簡単に言うけど、一週間みっちりと何に参加するか事前に被災地と打ち合わせているのか疑わしい限りだ。素直に「パフォーマンスの物見遊山」と言ったほうがいいんじゃないかな。

 

熊日記事…「山鹿市役所で出発式があり(中略)古賀さんは中嶋憲正市長らに見送られて出発した」

 

本紙指摘…嘘も嘘、大嘘だ!!古賀さん側は山鹿市に「出発する前に市役所へ表敬訪問に参ります」と自分から伝えている。そこで山鹿市役所では「市役所が頼んだわけでもなく民間人が勝手に行くのだけど、わざわざ市役所へ表敬訪問に来るなら見送ってあげよう」といった感覚で市長と副市長が市役所玄関に出たところ、熊日新聞記者(富田一哉)が待ち構えて写真を撮られただけで、出発式なんて絶対に行なっていない。

 

 当然熊日新聞を呼んだのは古賀クレーン側であることは容易に推察できるが、営利会社のパフォーマンスにノコノコ出てきて作為的な記事を書く熊日新聞の富田一哉くんは無能の極みだ。古賀クレーンから酒でも飲まされて買収されているのだろうか?これは明らかに事実を歪曲したマッチポンプの『やらせ報道』だ。恥を知れ。

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